Windows ユーザが Mac に乗り換えた場合、キーボードでのウィンドウ切り替えの動作が気になる点ではないでしょうか?
私もそうでした。
Windows と Mac の違い?
Windows では Alt+Tab でウィンドウを順番に切り替えることができます。
Mac では command+Tab が該当しますよね。
しかし、Mac の command+Tab はアプリケーションの切り替えであり、 複数のウィンドウを開いているアプリケーションの特定のウィンドウを選択することはできません。
Mac はそういう仕様なんだー。とずっと思っていました。5年ほどw
実は同じアプリケーションのウィンドウを切り替えるキーボードショートカットがある
あるのです。見つけました。
そう。command+F1 で現在のアプリケーションの別ウィンドウに切り替えることができるのです。
ただし、フルキーボードアクセスを「すべてのコントロール」にする必要があるのでご注意ください。
なお、command+F1 はタイプしにくいので、私は option+Tab に変更しました。
こんなときに役立ちます
以下の記事で紹介した MarsEdit で過去記事のリンクを貼り付けの際に役に立ちます。
[MarsEdit] TextExpander で過去記事のリンクを貼り付けるキーボード操作も含めたリンク貼り付けの手順は以下の通りです。
- エントリ編集中に「command+1」で MarsEdit の Main Window を表示
- 「option+command+F」で検索フィールドを選択
- 検索するテキストを入力して「return」
- 「Tab」を 2 回タイプしてエントリの一覧を選択
- 必要に応じて「↓」/「↑」でエントリを選択
- 「option+Tab」でエディタウィンドウに戻る
- 「perm;」とタイプ
文字で見ると複雑な気がしますが、慣れれば流れるように操作できるようになると思います。
もっと一般的なケースを考えると、
複数のウィンドウを開いた複数のアプリケーションを行ったり来たりしながら行う作業であれば、
command+Tab でアプリケーションを切り替え、option+Tab でウィンドウを切り替え、
マウス(トラックパッド)まで手を移動させることなく目的のウィンドウを選択することができるということです。
Exposé でもキーボードのみで同じアプリケーションの別ウィンドウを選択できますが、
キーボードショートカットの方が速いです。
あとがき
実は最近、WindowFlow という無料アプリを試していました。
WindowFlow 1.3.0(無料)
Mac OS X 10.6.0以降
WindowFlow 1.3.0
カテゴリ: ユーティリティ
価格: 無料
更新: 2011/04/17
このアプリを使うことで、Windows と同様、すべてのウィンドウの一覧から目的のウィンドウを選択して切り替えることがキーボードでできます。
これはこれで悪くはないのですが、常駐アプリは極力少なくしたいですし、 OS 標準の機能で対処できるならばそちらを採用したいなと。
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