Markdown 記法で HTML と疎遠になる

このエントリーをはてなブックマークに追加 Pocket

HTML って書きにくいし読みにくい

想造ノートさんの以下のエントリを読んで、これはイイと思いました。

想造ノート: iPadやiPhoneが発売された今、改めてMarkdown記法について詳しく書いてみる。

最近ブログ記事はもっぱらMarkdown記法でまとめています。
PomeraやiPad、もしくはiPhoneで記事編集をしたいけど、

  • タグ付けが面倒だったり、
  • タグ付けすることであとで確認しにくかったり。

2つとも同感です。

タグ付けに関しては、TextExpander である程度軽減されますがそれでも手間がかかりますし、あまり面白い作業ではないですね。

確認しにくいという点も異論はないでしょう。使用するタグの複雑さにもよるとは思いますが、読みにくいものは読みにくいのです。(^^;

「WYSIWYG エディタを使えばよいのでは?」という声が聞こえてきそうですが、iPhone などでの WYSIWYG 編集は現実的ではないと思いますので(やろうと思ったことがないので知らないけどw)、編集環境が制限されるのがデメリットだと考えています。

Markdown 記法って?

以下を御覧ください。(^^;

2つ目と3つ目のページは想造ノートさんのエントリでも紹介されています。

運用

現時点で私は次のように運用しています(しようと思っています)。

  1. ラフスケッチをノートに書く
  2. Simplenote で下書き(Markdown記法)
  3. MarsEditでプレビューしつつ推敲
  4. Showdown - Markdown in JavascriptでHTMLに変換してポスト

Simplenote を使用するのは iPhone でも編集できるようにするためです。

4 が面倒です。ブログシステム側に Markdown 記法を変換して表示する機能があるとよいのですが、私が使用している Blogger にはそのような機能はありません。何かよい方法はないものか…

ちなみに

Posterous で Markdown 記法を使用する方法

Markdown - Posterous Help

Markdown形式のテキストを<markdown></markdown>で囲むと HTML に変換して表示されます。

メールでポストする場合は、本文を上記の形にして送信します。Simplenote にざざっと書いて、そのまま Posterous にメールでポストというやり方もよさそうですね。

Posterous の Web 上のエディタを使用する場合は、[HTML] ボタンをクリックして HTML モードにして編集します。

実際にやってみたところ、Posterous では Markdown 記法の中に HTML タグを書くとダメみたいです。要注意です。

Tumblr で Markdown 記法を使用する方法

Markdown now supported via email, mobile | Tumblr Staff

メールでポストする場合に、サブジェクトか本文に !m と書くと Markdown 記法が有効になるそうです。

WordPress で Markdown 記法を使用する方法

PHP Markdown というプラグインがあるようです。

まとめ

Markdown 記法を用いることで、以下のメリットが得られると私は考えます。

  • 素早く書ける
  • 編集しているテキストが見やすい

「素早く書ける」というのは単純にタイプ数の違いだと思います。例えば、p タグを打つより enter キーを2回タイプする方が速いですよね?(TextExpander でタイプ数を減らすことはできますが。)

「編集しているテキストが見やすい」のは、出来上がり(HTMLをレンダリングしたもの)とイメージが近いためでしょう。

HTML は文書の各要素に意味を与えるものであり、その意味を解釈するのは計算機です。つまり、機械処理のためのタグ付けなので、人間にとって書きづらくて読みづらくても不思議ではありません。

表現できない要素や細かな調整ができない要素がありますので、HTML を書かずに済むというわけではありませんが、Markdown 記法でちょっぴり HTML と疎遠になれるのではないかと思います。

書きやすくて読みやすい Markdown 記法、おすすめですよ。

--
今日は体調不良で自宅療養していますのでゆっくりとブログを書いてみました。


関連記事:

Happy-Go-Lucky: [MarsEdit] Markdown 記法でブログを書く

Toodledo で「場所」が扱えるようになったよ

このエントリーをはてなブックマークに追加 Pocket

昨日、Toodledo を触っていたら、左側のメニューに見慣れない項目を見つけました。

Toodledo_Locations.jpg

何と!Toodledo で「場所」が扱えるようになったようです。

どうやら Remember The Milk の「場所」と同様、タスクに場所を割り当てることができるようです。

場所を登録してみる

まずは、メニューの [Locations] を選択して場所を登録してみましょう。

ToodledoManageLocations.jpg

場所の名前と住所を入力して [Add] ボタンをクリックしてください。住所は Google マップなどで調べるとよいでしょう。

住所は入力しないで、あとから検索したり、直接ピンを置くことができるようなのですが、検索はうまく動作しませんでしたし、ピンを置いても住所の情報が [Extra Info] 欄に反映されるわけでもないようです。個人的にはデータが見えていないと不安なので(^^;)、面倒ですが住所を調べて入力しています。場所の登録は Remember The Milk の方が使いやすいですね。

タスクに場所を割り当てるには?

まず、[Account Settings] の [Fields/Functions Used] で「Location」を表示するよう設定を変更します。するとタスク一覧に「Location」が表示されるようになりますので、登録済みの場所を選択すれば割り当て完了です。

Toodledo の Webインターフェースに Location のビューも新たに追加されていますので、場所ごとにタスクを確認することができるようになります。

モバイル環境での場所を基点としたタスクの確認

場所の割り当てが役に立つのは出先ではないかと思いますが、現時点で「場所」を扱える iPhone アプリは存在しないようです。近日中に Toodledo for iPhone の新バージョンがリリースされるのではないかと思います。サードパーティの iPhone アプリも追随することでしょう。

それまでの間は(?)、Mobile Safari でこちらにアクセスする方法で凌ぎましょうか(^^;

IMG_0006-1.jpg

URL をホーム画面に保存しておくとよいでしょう。

まとめ

Toodledo で「場所」を扱うことができるようになりました。

将来的には、ある場所に近づくとそこで実施するタスクがあることがアラートされるようになるかもしれませんね。楽しみです。(Omni Focus はすでに実現済みでしたっけ?)

私はこれまで場所を「コンテキスト」として管理してきましたが、今後は「いまどこにいるか」という文脈は「場所」に譲り、それ以外の状況を「コンテキスト」に割り当てることになりそうです。

ただ、場所以外のコンテキストを管理していないのが現状ですので、「場所」だけを利用するか、現状のまま「コンテスト」に場所を割り当てるだけの運用になる可能性もあります。

iPhone アプリが「場所」をサポートするまでにもう少し時間があると思いますので、ボチボチと検討を進めていきたいと思っております。